【決定版】危ない地名の調べ方・マンションや土地購入時は必見|危ない地域・安全な地域・旧地名

台風19号をきっかけに、マンション購入や土地購入に対するいろいろな意見が飛び交っていますが、先日のサンデージャポンでホリエモンがこんなことを言っていました。

スポーツ報知

「武蔵小杉は多摩川が河川改修する前は、駅前のあたりは川だったんですよね」とした上で、これから住宅の購入を検討している人へ「買っちゃった後に言うのも何なんですけど、これから買う人とかは出来るだけ地名に川とか沼とか谷とかね、そういう所はこういうリスクはすごくありますよ。買っちゃった人はしょうがないんだけど」

地名とは昔の人の教訓等が反映されているもので、これから戸建てやマンションを購入する人は地名についてよく調べるべきだと言えます。ではどんな地名がある場所は危険な地域なのでしょうか。

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今回の台風で被災した方へ

今、火災保険に加入されていますか?加入している場合、台風の被害についても保険が適用される可能性が高いです。
ただ、今の保険がどうなっているかや、その保険が今回の台風被害に適用できるかどうかは、この忙しい時期に確認するのは結構大変と思います。
お家の保険相談センターさんは、無料で家の実地調査や見積もりの作成、保険会社とのやり取りについてアドバイスしてくれるサービスです。
無料で相談できますから、せっかく加入している保険を有効活用するためにも絶対に活用したほうが良いです。

また、いま床上床下浸水等に伴い、リフォーム業者がどこも予約でいっぱい、または空きがあってもリフォーム代が非常に高額になっているという状況です。こちらのリフォーム無料一括見積もりサービスなどを活用して、空いているリフォーム業者や、安く復旧をしてくれる業者を探したほうが懸命です。

地域のリフォーム業者が基本的にどこもいっぱい、または高額な費用を請求されると思ったほうが良いのでネットで一括見積もりをしましょう。

危ない地名の例

いわゆる、住むと危険だという先人の知恵が取り入れられた地名のことを「崩壊地名」とよびます。

例えば、地名にこのような文字が入る地名は危険な地域です。

あなたの住んでいる街に使われている漢字はありましたか?

よみ災害漢字
アイ水害
アカ崩壊・水害
アズ崩壊・水害小豆
アユ崩壊
イグサ水害
イズミ水害
イケ水害
ウシ水害・崩壊
ウメ崩壊・水害・液状化
水害
オギ崩壊
オナ水害
カキ崩壊
ガケ水害・崩壊
カニ崩壊
カネ水害
カマ水害
カメ水害・崩壊
カワ水害川、河
クサ崩壊
クボ水害
クラ崩壊
ケミ水害検見
水害
コウジヤ水害糀谷
コマ崩壊・水害
サキ崩壊・水害
サクラ崩壊
サル崩壊
サワ水害
シオイリ水害汐入
シシ水害鹿
シッケミ水害濕化味
シバ水害
シマ水害
ジャクズレ崩壊蛇崩
ジャヌケ崩壊蛇抜
シュク水害・崩壊宿
シンデン水害新田
スガ・スゲ水害
水害
タキ水害
ツバキ崩壊椿
ツル水害鶴、弦
ナダ水害
ヌマ水害
崩壊
ネギシ水害・崩壊根岸
ノゲ崩壊野毛
ハキ水害柏木
ハギ水害
ハタ水害端、幡
ハナ水害
ビジョ水害美女
崩壊・水害
フクロ水害
フスマ水害
フチ水害
フナ水害
ホキ崩壊保木
ママ崩壊真、馬
マタ水害
モリ水害・崩壊
水害
ヤス水害
ヤト水害・崩壊谷戸
ユキ崩壊
ヨド水害
リュウ水害
ワセ水害早稲
ワダ水害和田
ワラビ水害

 

例として、東京都内、辺ですと以下のような地名が危険な地名に該当します。

江古田、平井、一之江、柿の木坂垳、金町、曲金、鎌田、蒲田、亀有、亀戸、川口、川崎、太田窪、五郎窪、境窪、宮久保、荻窪、大久保、検見川、糀谷、駒込、駒場、鷺宮、鷺沼、川崎、北沢、駒沢、汐入、鹿骨、濕化味、柴又、芝、柳島、西島、三宿、宿河原、巣鴨、小菅、菅野、鶴巻、弦巻、沼影、蓮沼、横沼、沼田、皿沼、天沼、沼袋、鷺沼、宇奈根、中根、根岸、上野毛、下野毛、柏木、萩中、田端、幡ヶ谷、美女木、中土腐、鹿手袋、江戸袋、袋在家、池袋、沼袋、蛇袋、岩淵、北早淵、舟渡、保木間、真間、馬込、
花又、柴又、大森、谷塚、古千谷、入谷、阿佐谷、千駄ヶ谷、渋谷、子安、広ヶ谷戸、馬喰ヶ谷戸、北宮ヶ谷戸、海老ヶ谷戸、雪谷、早稲田、須和田、和田、蕨

なお、新地名は一見わかりにくいのですが、例えば目黒区自由が丘、緑が丘、世田谷区奥沢にあたる地域は、かつて「衾(ふすま)村」と呼ばれていました。自由が丘には、かつて大岡山から大蛇が襲ってきたという言い伝えが残っています。おそらく水害をなぞらえているのでしょうね。

かつてこの地では、子供が溺れる水難事故が多かったようです。

また、この画像のあたりの地域は高級住宅街ですが、かつて蛇崩と呼ばれており、未だに交差点の名前に蛇崩という名称が残っていたりします。

なお、中目黒以外にも、愛知県名古屋市の天白区にもかつて蛇崩ちいわれていた地域があるようです。

いろいろな地域に「○○が丘」(例えば光が丘、藤が丘、百合ヶ丘など)や「○○台」(平和台など)、あるいは「希望」や「光」といった明るい意味の単語を使った地名がありますが、これは近年つくられたばかりの新興住宅地であり、そうした場所は、古い地名が災害と関係している非常に縁起が悪い地名であることがよくあります。

 自身の地名が危険かどうかを確認する方法

さて、いろいろな危険な地名について紹介してきましたが、実はGoogleMAPを使って、簡単にその地域の旧地名が、危険な地名だったかどうかを調べる方法があります。

こちらの崩壊地名APIさんでは、GoogleMAP上の任意の場所をクリックするだけで、その地域が危険かどうか、情報をポップアップしてくれるサービスを提供しています

・リンク:崩壊地名API

例:埼玉県川越市、横浜・武蔵小杉

まずは、先日の台風で被害が大きかった埼玉県の川越市を調べてみました。

先日河川が氾濫したあたりをクリックしたところ「氾濫のリスクが大きい」という表示が出ました。

恐るべし、旧地名。。。。まるで予言されていたかのようです。

他にも調べてみました。

次に、同じく洪水の被害に会いました、武蔵小杉駅周辺です。

武蔵小杉駅をクリックしても特に情報はなかったのですが。北の「新丸子駅」をクリックしたところ「洪水発生地帯」という結果が得られました。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、2つの地域について紹介してみましたが、やはり旧地名は偉大だと言えるのではないでしょうか。

これから新しく土地やマンションを買いたいという人は、ぜひ崩壊地名についてしらべてみてください。