【決定版】白川郷の火災発生状況まとめ|原因・犯人・現状・募金・支援の方法

11月4日午後2時40分ごろ、岐阜県白川村荻町の白川郷で火災が発生しました。

先日、沖縄県の世界遺産である首里城にて火災が発生したばかり。一体なぜこのような火災が発生してしまったのか。

また、発生した場所はどこで、被害はどれくらい出ているのかなど、この記事では、本火災に関する詳細をまとめて紹介していきます。

火災発生の概要

4日の午後2時40分頃に、岐阜県白川村荻町の「白川郷」にて、小屋から火が上がっていると近隣の住民の方や、複数の観光客から119番へ通報がありました。

岐阜県系の高山警察署によりますと、駐車場にあった小屋2棟が全焼してしまったとのことです。

また火災は約2時間後に鎮火したとのことです。

白川郷のうち、合掌造りについては世界文化遺産に登録されていますが、合掌造り集落への被害は幸いなことにありませんでした。

また、けが人に対する情報も今の所ないようです。

白川郷では、4日には周辺の建物を照らすライトアップが予定されていましたが、今回の事件で中止になってしまいました。

白川郷とは

白川郷は、日本の原風景ともいうべき美しい景観をなす合掌造り集落であり、大小100棟余りの合掌造りが現在も残っています。このの合掌造り集落が1995年に、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産に登録されています。田んぼに囲まれた中に茅葺屋根の家が点在する山村の景色は、まさに日本の原風景といえるでしょう。

白川郷は今でも実生活の場として使われており、それが他地域の合掌民家集落と違うところです。世界文化遺産に登録された際には、建物や景観だけではなく、この地域に根付く住民同士の相互扶助の営みが高い評価を受けたと言われています。

近年は世界遺産に登録されたことで知名度が増し、さらにミシュランで3つ星として掲載されていることもあってか、日本を代表する人気観光地になっており、国内外から毎年多くの観光客が訪れています。

白川郷では、毎年1月と2月頃の週末には夜間ライトアップが行われ、これがとても人気です。(2019年から完全予約制)

なお、合掌造り集落は今回の火災とは庄川をはさんだ対岸にあります。

白川郷火災発生の原因とは

出火原因については、現在調査中となっています。

白川郷では、合掌造り集落の火災に備え、地元消防団が年に1回、放水訓練を実施しています。集落とは対岸で火災が発生したため、対応が遅れてしまったのか、今年も先日の10月27日にこの訓練を行ったばかりだったのが残念です。

火災が発生した場所

以下の場所で火災が発生しました。

燃えたのは、村営「せせらぎ公園」の駐車場にある物置小屋と配電設備小屋です。集落に向かう観光客が利用する駐車場です。

集落の中心部から約400メートル離れており、川を挟んで対岸にあります。かやぶき屋根ですが文化財ではありません。

小屋には、物置小屋と周辺の建物のライトアップに使うための配電盤などが設置されており、このため、この日予定していた紅葉のライトアップは中止となりました。

募金・義援金等をする場合の注意点

募金・義援金ですが、必ず信頼できる機関に対して行うようにしてください。

自身の知らない団体や、信用してよいかわからない団体に寄付をしても、本当に寄付金が寄付されるかわかりません。

必ず信頼できる行政や団体等に対して募金をするようにしてください。

岐阜県に対して確実に支援をする方法

災害募金については、先程記載したとおり信頼できる機関に行わなければいけません。

しかし、現状募金の募集が行われておらず、このような場合募金が開始されるのは自治体などのフットワークの軽さにもよりますが、かなりあとになってしまうケースが多いのが現状です。

最も確実に、かつ募金する側にもメリットが有る支援の仕方としてふるさと本舗 などのサイトを活用したふるさと納税による支援をおすすめします。

これでしたら、納税と言う形で確実に支援ができますし、こちら側も返礼品を受け取ることができます。

白川郷は岐阜県のシンボルですから、県が税金を投入して修復をするのは明らかです。

ぜひふるさと納税という形で、岐阜県へのご支援をよろしく願いします!