こんにちは
今回は、Audi TTを安く購入する方法について紹介していきます。
新車を安く買う方法からはじまり、新古車、中古車、カーオークション代行、中古車一括見積もりなどなど、考えられるあらゆる手段をまとめて紹介しています
ご自身に一番あったやり方を是非チョイスしてみてください。
なお、今回の記事はAudi TTロードスターや、Audi TTS/TTRSについては別車種として考え、TTクーペに絞って情報をまとめていますので、ご注意ください。
目次
Audi TTクーペの種類
まずは、Audi TTクーペを購入するにあたり、Audi TTクーペの種類について紹介します。
なお、Audi TTは現行型が3代目になります。
初代については最終モデルが2006年とかなり古い車になってきましたので、今回の記事では割愛しています。
2代目(タイプ8J)2006年~2015年
現行型(3代目)より1世代前のTTでは、以下のモデルが発売されていました。
モデル | オプションパッケージ |
1.8TFSI | Sラインコンペティション |
Sラインパッケージ | |
レザーパッケージ | |
2.0TFSI | Sラインリミテッド |
リミテッド | |
2.0TFSIクワトロ | リミテッド |
Sラインリミテッド | |
Sラインパッケージ | |
3.2クワトロ | – |
3代目(タイプ8S)2015年~
現行型のモデルです。
2代目よりも目つきがキリッとしてシャープな印象があります。
また、バーチャルコックピットがAudiで初めて搭載されたのはこの3代目TTです。
モデル | オプションパッケージ |
1.8TFSI | 1stエディション |
Sラインパッケージ | |
スタイル+ | |
ライティングスタイルエディション | |
2.0TFSI | Sラインパッケージ |
2.0TFSIクワトロ | Sラインパッケージ |
クワトロ スタイル+ | |
40TFSI | Sラインパッケージ |
45TFSIクワトロ | Sラインパッケージ |
Audi TTを新車で購入する場合の相場
Audi TTを新車で購入する場合の最も大きな選択肢は「Quattroモデルを購入するか」「FFモデルを購入するか」です。
細かなオプション選択で値段の差は出てきますが、主に以下のような価格帯のイメージだと理解しましょう。
・Audi TT 40TFSI 約480万円
・Audi TT 45TFSI Quattro 約600万円
Audi TTを中古車で購入する場合の相場
次に、TTを中古車で購入する場合の費用感の目安です。
こちらも、細かいオプションパックモデルでの微妙な価格の差異はありますが、概ね「排気量」「駆動系」「年式」によって価格帯が別れます。
また、中古車には「audi認定中古車」と「それ以外」があり、同じような年式、走行距離、モデルで比べると認定中古車のほうが若干値段が高くなる傾向があります。
ここでは各モデルごとの価格と、価格の平均値をご紹介します。
平均値を知ることで、自分の予算ではどのモデルが購入できそうかという大まかなあたりをつけることができます。
2代目(タイプ8J)2006年~2015年
モデル | 価格 | 中間値 |
1.8TFSI | 中古車:190~280万円 | 235万円 |
認定中古車:177~280万円 | 229万円 | |
2.0TFSI | 中古車:61~200万円 | 130万円 |
認定中古車:160万円~190万円 | 175万円 | |
2.0TFSI クワトロ | 中古車:80~280万円 | 180万円 |
認定中古車:135~218万円 | 177万円 | |
3.2クワトロ | 中古車:80万円~150万円 | 115万円 |
認定中古車:データなし | – |
3代目(タイプ8S)2015年~
排気量/駆動系 | 価格 | 中間値 |
1.8TFSI | 中古車:250~450万円 | 350万円 |
認定中古車:300万円~400万円 | 350万円 | |
2.0TFSI | 中古車:220~400万円 | 310万円 |
認定中古車:270~350万円 | 310万円 | |
2.0TFSI クワトロ | 中古車:250~440万円 | 350万円 |
認定中古車:300~450万円 | 375万円 | |
20イヤーズ | 中古車:データなし | |
認定中古車:データなし | ||
40TFSI | 中古車:データなし | – |
認定中古車:データなし | – | |
45TFSIクワトロ | 中古車:データなし | – |
認定中古車:データなし | – |
AUDI TT購入に必要な諸費用
税金・保険料
以下の費用については、法律などで決まっているものなので必ず必要になります。
項目 | 費用 |
自動車取得税 | 2019/10/1~廃止 |
自動車重量税 | 新車:56,700円(3年分) |
中古車:不要(車検切れの場合は新車と同じ) | |
自動車税 | 34,500円(4月購入の場合) |
リサイクル予約金 | 14,760円 |
自賠責保険料 | 新車:43,170円(3年分) |
中古車:前オーナの保険が残っていれば不要 | |
検査登録 | 500円 |
車庫証明 | 2600円 |
販売店諸費用
次に、上記の販売店によってサービスの費用が異なるものについてです。
項目 | 費用 |
検査登録手続き代行費用 | 47,900~55,400円 |
車庫証明手続代行費用 | 14,200~16,200円 |
納車費用 | 0~15,000円 |
諸費用まとめ
ここまででご説明した税金、保険料、販売店諸費用を合計すると、若干の際は出ますが概ね以下のようなイメージで費用がかかるということになります。
・新車の場合:約22万円
・中古車の場合:約12万円
さて、ここからTTをお得に購入する方法についてまとめて紹介していきます。
新車をお得に購入する
マイナーチェンジの時期を狙って購入する
Audi TTは、以下の通り毎年マイナーモデルチェンジを行ったり限定モデルをリリースしたりしています。
これらマイナーチェンジについては、事前にAudi公式HPで通知がされます。
マイナーチェンジのタイミングになると、現行モデルの処分が始まりますので、新車をお得に購入することができます。
・2015/8 Audi TT(3代目)発売開始
・2016/8 Audi TT 1.8TFSIの発売を開始(2.0TFSIの販売終了)
・2017/7 限定モデル1.8 TFSI lighting style editionを発売
・2018/5 限定モデル 1.8 S line dynamic limitedを発売
・2018/7 限定モデル 1.8 TFSI style+ / 2.0 TFSI quattro style+ を販売
・2019/5 マイナーチェンジ 40 TFSI と 45 TFSI quattroを提供開始(1.8TFSIと2.0TFSI quattoroの販売終了)
※ソース:Audi公式HP
Audi Ambassador Cardに加入することで割引やポイント還元を受ける
新車購入時ですが、Audiのクレジットカードに加入することを条件に、値引き交渉ができる可能性があります。
この記事はあくまでTTをお得に購入するためのテクニックを解説する記事のため、細かいクレジットカードに対する条件などの説明は割愛しますが、新車で購入を検討している場合は、購入時にクレジットカード加入を条件に値引きができないか、交渉をするようにしましょう。
下取りを高額にする交渉をする
新車購入時は、新車の価格をいかに下げるかや、以下にオプションを付けるかに皆さんの関心は終始しがちですが、今乗っている車をいかに高く売るかで、新車をお得に講習するということも忘れないようにしましょう。
・・・しかしながら、車の売却についてはディーラーの下取りよりも後述の売却方法のほうが高く売れる可能性が極めて高いです。
よって、基本的にはこのあとご説明する「中古車査定サービス」「ヤフーオークション」「カーオークション代行」を活用されることをおすすめします。
新古車をお得に購入する
1年落ち、1万キロ以内等、ほぼ新品の中古車を購入することで、非常にお得にTTを手に入れることができます。
どれくらいお得になるのか、Audi認定中古車から調査した例をご紹介します。
Audi TT 2.0TFSI Quattroの場合 | |
年式 | 価格(新車との差) |
新車 | 600万円 |
1年落ち/7000km | 480万円(-120万) |
2年落ち/6000km | 418万円(-179万) |
3年落ち/3500km | 395万円(-205万) |
この通り、1年落ちの中古車を購入するだけで、100万円以上お得にTTを購入することができます。
また、更に年式が1年古くなっていくごとに50万円~100万円のペースで値段が落ちていきます。
なおデメリットとしては、希望のカラーや希望のオプションにはある程度妥協が必要になるということです。ありものを購入するわけですから当然といえば当然ですが。
なので、新古車を購入する場合は例えば「ボディカラーは白か黒がいい」「バックモニタは無くても妥協する」など、自分の中で選択肢をできるだけ広く持つようにすることをおすすめします。
つまり、マイナーチェンジの時期は、ディーラーに展示されていた展示車が一斉に認定中古車市場に流れる時期でもあるということです。Audi認定中古車内で相見積もりを取ることで価格競争を起こしたりもできるようになりますので、新古車購入の場合であってもマイナーチェンジの時期は非常におすすめです。
中古車をお得に購入する
中古車を購入する前に考えること
新車にも言えることかもしれませんが、中古車は新車より選択肢が広いため、明確化しておかないと高い買い物をしてしまう可能性があります。
以下の2点について、よく自分の中で軸を明確にしておきましょう。
1.モデル
TTの中の、2代目のモデルがほしいのか、3代目のモデルがほしいのか、また各モデルのどの型がほしいのか、自分の中で明確化しましょう。
今回の記事では、3代目を例にご説明をしていきます。
この記事の最初に記載したとおり、3代目は以下のモデルが現在中古市場に流通しています。
モデルが決まると、そのモデルが大体いくら位で購入できるのか、予算感が明確になります。
(再掲、3代目モデル)
排気量/駆動系 | 価格 | 中間値 |
1.8TFSI | 中古車:250~450万円 | 350万円 |
認定中古車:300万円~400万円 | 350万円 | |
2.0TFSI | 中古車:220~400万円 | 310万円 |
認定中古車:270~350万円 | 310万円 | |
2.0TFSI クワトロ | 中古車:250~440万円 | 350万円 |
認定中古車:300~450万円 | 375万円 |
2.予算
今回は、1.8TFSIがほしいとした場合の考え方をご説明していきます。
1.8TFSIは、250~450万円で中古車市場に流通しています。
ここで、いくらまでお金を出せるのかを考えて、そのお金でどれくらいの状態のモデルが購入できるのかをカーセンサーなどを使って調べて見ましょう。
1.8TFSIについては、以下の通り流通していることがわかります。
Audi TT 1.8TFSIの中古車相場 | |
状態 | 価格 |
1年落ち/1万キロ以下 | 450万円 |
2年落ち/2万キロ以下 | 350万円 |
3年落ち/3万キロ以下 | 310万円 |
4年落ち/4万キロ以下 | 280万円 |
このように見ると、あとは予算と、状態についてどこまで妥協できるかの兼ね合いで、このモデルを買う方向で探していくか、他のモデルを購入するかなどを検討していけば良いです。
Audi認定中古車で探す
Audi認定中古車に絞って、中古車を探したいという方については、Audi公式HPから自分で探していく必要があります。
AudiHPから会員登録を行いお気に入りのモデルを登録しておくと、HPに新しいクルマが追加されたタイミングでメールを受け取れるようになっていますので、それを活用して探していくのが良いでしょう。
中古車検索エージェントを活用する
認定中古車は、それ以外の中古車に比べて大体10万~30万円ぐらい高いけいこうにありますから、認定中古車じゃなくてもOKという方もいるかと思います。
その場合は、カーセンサーやガリバーで自分で探していくだけでなく、中古車を探してくれるエージェントサービスが最近は充実していますので、そちらも併せて活用したほうが賢いでしょう。
たとえばこちらの無料で使えるガリバー中古車在庫問い合わせサービスを活用して、エージェントにも車を探してもらうことをおすすめします。
登録時に希望車種や価格などの条件を入力すると、エージェントから何度か電話がかかってきて、車を紹介してくれます。
エージェントが良い条件の車も、正直微妙な車も紹介してきますが、嫌ならいらないといえばおしまいなので、無料ですからとりあえず登録して探してもらっておく事をおすすめします。
YANASEメンバーズカードに加入する
また、販売店がYANASEだった場合、YANASEメンバーズカードに加入することを条件に、オプションのガラスコーティングをサービスしてもらったり、フロアマットをサービスしてもらったりといった交渉をすることが可能です。
絶対にやってくれるわけではないですし、そもそもYANASEはAudiの取り扱いがあまりないので利用機会は少ないかもしれませんが、もしチャンスが有りましたら一言交渉してみることをおすすめします。
現在乗っている車を高く売却する
次に、今の車を高く売却する方法について紹介します。
中古車査定サービスを活用する
今の車については、車購入時の下取りとしてディーラーに渡してしまいがちですが、以下のような車買取サービスに申し込んだほうが100%高く買い取ってくれます。
おすすめは、3サービスにすべて申し込んで、一番高い見積もりを提示したところに売却するというやり方です。
DMM AUTO
DMM AUTOは、スマホで車を撮影するだけで、車の見積もりが出てくるという非常にお手軽なサービスです。
5分もあれば見積り依頼が完了しますので、必ず見積もりの依頼を出しましょう。
楽天カーサービス
車種や走行距離を入力すると、「カーセブン」「ラビット」「ビックモーター」などの中古車販売会社に対して一括で見積り依頼をすることができるのが楽天カーサービスです。
こちらも、見積り依頼が完了しますので、必ず見積もりの依頼を出しましょう。
カーセンサー.net
楽天カーサビスと同じく、車種や走行距離、売り手の住所などを入力していくと、売却可能な中古車販売会社が大量にリストアップされて、一斉に見積り依頼を出すことができるサービスです。
楽天カーサービスとは、一部重複して同じ会社に依頼を出してしまう部分もありますが、このカーセンサと楽天カーサービスに登録するだけで都内ですと10社程度に対して見積もりを出すことができます。
こちらも5分もかかりませんので、必ず見積もりの依頼を出すことをおすすめします。
カーオークション代行を活用する
次に、カーオークション代行を利用するという手段もあります。
オークション代行を利用すると、一般人が参加するオークションではなくで、業者間のオークションに出品するという流れになります。
カーオークション代行については、比較的新しいサービスになるためあまり知名度はないかもしれませんが「セルカ」というオークション代行サービス会社が初めての方にはおすすめです。
「セルカ」の代行サービスに申し込むと、「セルカ」を窓口にして6000社近くが参加する中古車の業者オークションに車を出品することができます。我々としてはセルカとだけ話をすれば良いため、割と簡単にオークションを通して車を売却することができるわけです。
査定については無料でできますので、先程の中古車査定サービスと併せて申し込んでみることをおすすめします。
ヤフーオークションを活用する
中古車販売会社を経由せずに、自分でオークションで出品してしまうことで、中間マージンを削ってより高値で車を売却することができます。
しかし、こちらは自分でやる分手間がかかりますし、色々とテクニックもありますからこちらの別記事に詳細をまとめています。
興味がある方は併せて読んでくださいね。
Audi公式の低金利キャンペーンを活用して利子を抑える
Audiの新車、認定中古車を購入する場合は、低金利キャンペーンを活用して利子を抑えていくことで、車を安く購入するという方法が取れます。
ポイントは値引き交渉の1つの手段として「金利を下げる交渉をする」ということを忘れないことです。
そのためには、他社ではこれくらいの金利でお金が借りられるという比較対象があるとやりやすいため、後述の「Audi以外の自動車ローン」で見積もりをもらっておくことをおすすめします。
Audi公式の残価保証型ファイナンスを活用して利子を抑える
低金利キャンペーンと併せて、残価保証型のローンを利用することで利子を抑えることができます。
こちらも同じく交渉の1つの手段として抑えておくことをおすすめします。
Audi以外の自動車ローンを活用する
ディーラーから提示されるローンに比べて、銀行などの金融機関が提供するローンは、全般的に金利が低い傾向にあります。また、ローンの利用期間中でも車の所有権がユーザにあることが多く、売却などにも対応しやすいというメリと主あります。ただし、デメリットとして審査の手続きに時間を要しますので、車の購入が進んできましたら早めにローンについても比較を始めることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
長文になってしまいましたが、自動車を購入するのにも、これだけのテクニックや考慮することがあるわけです。
皆さん、漠然とディーラーに行って、言われるがままに車を買っていませんか?
ぜひこの記事をよく読んでいただき、自分にあった内容があれば積極的に活用して、お得に車を手に入れてください!
お安く車が手に入いりますよう、検討をお祈りいたします!
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