【2024年版】日本生命保険相互会社の新卒採用の質問内容と回答例

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といった突拍子のない質問がでるような印象を受けるかもしれませんが、特に大手企業はそういった質問はほぼなく、学生時代にがんばったことなど基本的な質疑となるケースが大半です。

そういったありきたりな質問から、あなたの考え方を知り自社の求める価値観に合うのか、社風と合うのかを探ってきます。

そのため大切なのは、損保ジャパンの採用ページに記載されている「求める人物像」とマッチしているようにエピソードを語ることです。

日本生命保険相互会社が求める人物像

日本生命保険相互会社の新卒採用ページを見ると、求める人物像という項目があります。

求める人物像としては

  • 自らの可能性を信じ、努力し、夢を実現しようとしている人
  • 生命保険事業の根幹である相互扶助の精神に共感し、世の中に尽くそうという志を持つ人
  • ハートフルな人

となっています。

MEMO
参考までに「ハートフル」とは、優しさがあふれているさま。 愛に満ちているさまです。

明確に求める人物像が定義されているので、この人物像に合致するようなエピソードを用意してもっていくのがよいでしょう。

注意
以降、事例としてあげる面接官の想定質問ですが、2023年度のみん就の報告を確認して実際に質問された質問内容を採用しています。

学生時代がんばったことを教えてください(自らの可能性を信じ、努力し、夢を実現しようとしたエピソード)

学生時代に私ががんばったことは、大学での研究活動です。

私は心理学に興味を持っており、研究室に所属していました。

そこで私は、先生や先輩方から多くを学び、自分の研究に取り組む中で、自らの可能性を信じ、努力し、夢を実現することの重要性を学びました。

私が取り組んだ研究は、認知行動療法を用いたうつ病患者の治療に関するもので、この研究は、私が学生時代に行った最も重要なプロジェクトの一つであり、私にとって非常に貴重な経験となっています。

私は、研究を行う上で必要な技術や知識を身につけるために、毎日勉強し、実験を行うための準備を整え、そして、うつ病患者の治療に関する専門書や論文を読み、自らのアイデアを発展させるために検証し、改善しました。

私は、この研究を通じて、自分自身の能力を高め、さらなる成長を目指すことができました。

結果として、私の研究は、専門家から高い評価を受け、学会で発表されることになり、この経験は、私にとって、自らの可能性を信じ、努力し、夢を実現することができるということを示し、私の人生において大きな自信を与えてくれました。

今後も、私は自分自身の可能性を信じ、努力を重ね、夢を実現していくことを目指しています。

そして、日本生命保険相互会社での活躍を通じて、自分自身の成長と、会社の発展に貢献していきたいと思っています。

最も大変だったことは?どう乗り越えましたか。

最も大変だったことは、研究対象となるうつ病患者を集めることでした。

うつ病は個人情報保護の問題や、病気を抱える人々のプライバシーを尊重する必要があるため、病院やクリニックからの協力も得にくく、研究対象を集めることが難しい状況でした。

そこで私は、医療機関や精神科医の先生とのコミュニケーションを重視し、患者さんに紹介してもらえるような信頼関係を築きました。

また、患者さん自身の意見を尊重するため、研究の内容や目的を丁寧に説明し、参加を希望する患者さんには、事前に書面で同意を得るようにしました。

このように、コミュニケーションを重視し、個人情報保護や患者さんのプライバシーに十分配慮することで、うつ病患者を集めることができ、そして、その後は認知行動療法を用いた治療を行い、患者さんたちの症状が改善する様子を見ることができ、大変やりがいのある研究でした。

研究で学んだこと・大切にしたい価値感など教えてください。

私が取り組んだ研究において、患者さんたちの症状が改善することができた一因として、認知行動療法による自己肯定感の向上があったことが示されました。

そのため、私はこの研究を通じて、自己肯定感の重要性を再認識しました。

人は自己肯定感が高まると、自己実現やストレス耐性が向上し、精神的にも安定した生活を送ることができます。

この価値観を大切にし、自分自身や周りの人々の自己肯定感を高めるために、適切な評価や励ましの言葉をかけたり、成功体験を積む機会を提供することなど、積極的に取り組んでいきたいと思っています。

なぜ日本生命保険相互会社に入社したいのか

日本生命保険相互会社が長年にわたって築き上げてきた企業理念である「相互扶助」に共感しています。

私は、人々が幸せに暮らせる社会を実現するためには、お互いに支え合い、助け合い、共に成長することが不可欠だと考えています。

日本生命保険相互会社は、その理念に基づき、ユーザーのニーズに合った高品質なサービスを提供することで、社会に貢献しています。

私も、このような社会貢献活動に携わることで、自らも成長し、社会に貢献したいと考えています。

入社したらどんなことをしたいですか

私は大学で心理学を学び、人々の生活や健康に関わることに興味を持っています。

日本生命保険相互会社に入社することで、私の専門知識を活かし、新しい保険商品の開発に取り組みたいと思っています。

具体的には、心理学や健康に関する研究をもとに、現在の保険商品にはない付加価値を提供できるような商品の開発を目指したいと考えています。

例えば、保険契約者のメンタルヘルスをサポートする保険商品や、生活習慣の改善を促す保険商品などが考えられます。

私は、多様なニーズに対応する新しい保険商品を開発することで、顧客満足度の向上につながり、会社の成長に貢献したいと考えています。

入社後は、専門知識を活かし、チームメンバーと協力しながら、新しい保険商品の開発に取り組んでいきたいと思っています。

参考:学生時代がんばったことを教えてください(相互扶助のエピソード)。

地域住民や地元企業の協力を得て、公園の清掃を行いました。

公園内には、ゴミや枯れ葉、落ち葉などが散乱しており、周囲からは騒音が響くなか、私たちは熱心に清掃活動を行いました。

その中で、私はある高齢の方から声をかけられました。

「ありがとうございます。こんなに綺麗にしてくれて本当に感謝しています。若い人たちの力ってすごいですね」と言われました。

その言葉を聞いた瞬間、私は自分たちがやっていることの意義を感じ、大変嬉しくなりました。

また、公園内で遊ぶ子供たちや、ランニングをする人たちからも、「きれいになったね!ありがとう!」と声をかけられ、私たちの活動が多くの人たちに喜ばれたことが分かりました。

その後、私たちが行った清掃活動が地域の人たちの共感を呼び、次第に清掃に参加する人たちが増えていきました。

特に、地元の小学校や中学校の生徒たちが清掃活動に参加し始めたことが大きなきっかけとなりました。

私たちの活動を知った学校の先生方から声をかけられ、生徒たちが地域の公園を清掃する活動を始めたのです。そうして、清掃活動に参加する人たちがどんどん増え、今でも月に1回のペースで地域の公園を清掃する活動が続けられています。

この経験から、相互扶助の精神は、一人でできることは限られているけれど、自分たちの活動が多くの人に共感を呼び、更に社会に波及していくことができることを学びました。

そして、私たちの活動が地域社会や社会全体の共通の課題につながることを実感することができました。

参考:学生時代がんばったことを教えてください(ハートフルなエピソード)。

私は大学時代、ボランティア活動に参加していました。

その中で、ある高齢者施設での活動で、一人のおじいさんと出会いました。

そのおじいさんは、足腰が弱く、車椅子に座ったまま一人で過ごしていることが多かったのですが、とても明るく、おしゃべり好きでした。

その日、私たちが持ち込んだ楽器を聞きながら、おじいさんはとても嬉しそうに笑っていました。

私たちも、その笑顔を見て、心が温かくなりました。その後、私たちは毎週、その高齢者施設に足を運び、おじいさんと過ごす時間を大切にしていました。

数か月後、私たちが休暇を取って活動に参加できなかった時、おじいさんから手紙が届きました。

「楽器を演奏する音が聞こえないと寂しいです。また来てください」と書かれていました。私たちは、おじいさんとの時間がとても大切であることを実感し、これまで以上に彼と過ごす時間を大切にしました。

この経験から、私は人と人との繋がりの大切さを学びました。

また、小さな行動が、人の心に大きな影響を与えることがあるということを学びました。このハートフルな体験は、私の人生にとって忘れられない宝物となっています。