今までオンプレミス中心で仕事をしてきたけど、これからはクラウドの時代だし、とりあえずAWSについて勉強してみたいんだけど何から始めたらいいのかわからない・・・
この記事では、このような疑問を持つ方に対してお答えしようかと思います。
ガートナの2018年の調査結果によると、クラウド市場の売上のうち約51%がAmazon社だということで、クラウドサービスに対する学習の第一歩としてAWSはベストな選択だと言えます!
kazna
目次
まずは資格取得で広く浅く理解したい人
まず、とりあえずAWSについて勉強しようと思っているんだけど、実務で近々で必要になるわけでもないからこのスキルが必要という絞り込みも特にないし、漠然とAWSでインフラ構築ができるようになりたい、と思っている方がほとんどだと思います。
筆者もクラウドに関する規程類を作成するに当たり、AWSでに関して一通り学習する必要がありましたがどこから手をつけてよいのかわからず前に進めないという経験がありました。
アドバイスとしては、まずはAWSでについて広く浅く体系的にまとまっている「公式資格」を取得するべきでしょう。具体的にはAWS-SAAと言われている資格の取得をおすすめします。
勉強方法としては、以下の3つの方法があります。
AWSの公式の有料研修に参加する
AWS自体が社外研修ベンダ(日立やCTCやNTTラーニングなど)に外部委託して、研修を開催しています。試験バウチャーもセットでついてくるメニューなどもあったりしますので、会社がお金を出してくれるならこれに参加するのが一番でしょう。
Udemyのオンライン講座に申し込む
Udemyの講座になりますが、安価でしかも内容が合格するには十分に充実していてよかったです。
筆者はこちらを利用して合格しました。会社費用負担で公式研修に参加することができなかったり、社内手続きがめんどくさいという方におすすめです。というか必要十分です。
関連:これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座
書籍で学習する
上記のオンラインセミナーが、1万円ぐらいしますのでそれを払いたくないという方は書籍で学習しましょう。おすすめはこちらの書籍です。
関連:AWS認定資格試験テキスト AWS認定 ソリューションアーキテクト-アソシエイト
試験の全体像を理解する
AWSの資格体型や、認定に向けてのノウハウが詰まった資料です。試験の申込手順であったり↑で説明したAWS-SAA以外の資格についても説明してくれていますので、参考になります。
AWS Cloud Practitioner Essentialsからやる
AWS-SAAが難しそうだと思った方は、こちらのAWSの公式オンライントレーニングを見てみることから始めてもいいかもしれません。
AWSの世界観をざっくり理解することができるのでおすすめです。
関連:AWS Cloud Practitioner Essentials
学習に当たり必要なもの
以下のようなツールなどを準備しておくと勉強がはかどります。
Amazonアカウント
模擬試験であったり、試験の申込みであったりはAmazonアカウントで行います。(AWSアカウントとは違います。)予め取得しておきましょう。
メモアプリ
模擬試験が1度しか受験できないのですが、復習するためにキャプチャーなどを取れるようにしておくことをおすすめします。
・Googleドキュメント
・OneNote
など何でもOKかとおもいます。
AWSアカウント
実機で演習しないと合格できませんので(というか、実機が使えるようになるために試験を受けているはずですので)実機のアカウントを取得しましょう。
ある程度知りたいことが見えている人向け
AWSを使って何を作りたいとか、どの分野について知りたい等の具体化ができている人については、以下のやり方が良いのではと思います。
JAWSのイベントに参加する
AWSにはJAWSというユーザが主催する勉強化を開催しているグループがありまして、オンラインで勉強会などに参加することができます。
無料で参加できますし、友だちもできますから楽しいです。是非参加してみてください。
関連:JAWS
AWS Webinarに参加する
こちらはAWSが公式で開催しているセミナーです。
火曜日と水曜日の昼間に開催されていることが多く、無料です。またオンラインチャットで質問したりすることもできます。
新しいサービスがどんどん出てきたり、そもそもサービスが多くて知らないことがいっぱいありますのでこのような場に積極的に参加しますと、自分のプロダクトに取り込めるものなど新しい発見があったりします。
関連:AWS Webinar
AWS Black Beltを読む
AWSの認定試験を受ける際にも、試験の問題の中にも確か出てきたぐらいAWSが推しているドキュメントですが、AWSの人がAWSのサービスについてわかりやすくまとめてくれているドキュメントです。
AWSのドキュメントを読む
Black Beltよりも細かい話が知りたい場合に読みます。技術仕様書です。
関連:AWSドキュメント
AWSホワイトペーパーを読む
AWSを利用する上でのユースケースであったり、ベストプラクティスが乗っています。英文が中心ですからPDFをGogle翻訳して使ってください。
関連:AWSホワイトペーパー
まとめ
AWSはたくさん情報ソースがあって本当に勉強しやすいですが、逆に何からやっていいのかわからなくもなりますよね。
おすすめは、まずはAWS-SAAをUdemyの講座で勉強して受験することです。
是非参考にして勉強頑張ってください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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