コロナウイルスによる外出自粛要請によりデリバリーの需要が高まっている昨今、ウーバーイーツの配達員のお仕事も新たな働き方として注目されてきています。街中でもウーバーイーツのバッグを背負った配達員を見かけることも多いのではないでしょうか?
『ウーバーイーツのお仕事をしてみたいけど持ち物は何が必要なの?』
『いざ登録をしてみたけど何を準備したらいいのかわからない』
そんな方のためにこの記事では、現役ウーバーイーツ配達員の筆者が実際に稼働した経験に基づき、必需品やあると便利なおすすめグッズをご紹介します。
目次
絶対に必要なもの
配達車両
ウーバーイーツをやるためには自転車か原付バイクのどちらかが必要になります。
両方持っていないという方にはシェアサイクリングがオススメです。
シェアサイクリングは基本的に電動自転車なので坂道も楽に移動できます。
原付バイクは駐車場、ガソリン代などのコストがかかるので、元々所有していない限りは自転車での稼働をオススメします。
ちなみに車種の変更は基本的にサポートセンターでの変更手続きが必要になります。
例えば最初に自転車で登録して、原付バイクで稼動するということは出来ません。
発覚した場合はアカウントが使用停止になり仕事ができなくなってしまうので気を付けましょう。
配達バック
ウーバーイーツといえばロゴの入ったリュックを思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか?
注文の入った料理を冷めないように、かつ崩れないように安定して運ぶためにも配達バッグは必需品です。今はコロナウイルスで登録が全てオンライン上のため、配達リュックも購入という形になっています。
ウーバーイーツ専用のリュックの使用を推奨されていますが、タイミングにより専用バッグが品薄で入手困難な時は市販の保温保冷機能のあるバッグを代用してもいいそうです。
動きやすい服
配達員のお仕事はとにかく動きます。自転車を漕いだり、時にはエレベーターのないマンションの階段を登ったりするので動きやすい服装がいいでしょう。
スポーツウエアは伸縮性、速乾性の機能があるので持っておくと便利です。
スマホ
ウーバーイーツドライバー専用アプリ、Google マップが対応していれば問題ないでしょう。
スマホホルダー
スマホを片手に運転するのは危険なので必ず用意しましょう。
シェアサイクリングで取り付けができない場合は、アームバンドが便利です。
おすすめは、以下のようなシリコン製のスマホホルダーです。雨の日でも滑りにくくてスマホを落とす危険性がプラスチック製などのものよりも低いです。また、スマホ自体が自電車の振動で当たって傷が付く心配も、シリコン製のほうがプラスチック製よりも低いのではと思います。
レンタルバイクを使っている人などの場合は、このように腕にスマホを装着するタイプのものを利用している人も結構居ますので、ご自身のスタイルに応じて使いやすい方を選んでみてください。
モバイルバッテリーとケーブル
ウーバーイーツのドライバー専用アプリは電池の消耗が激しいです。
配達中に電池が切れたら大変なので携帯しておきましょう。
私も8時間以上稼働した際は、モバイルバッテリーの電池も無くなりました。
大容量のバッテリーがおすすめになりますが、あまり大きいと重たくなってきますので、バランスが良いのは10000mAのバッテリーでしょう。
おすすめはこちらのバッテリーです。
モバイルバッテリー Anker PowerCore 10000
ケーブルも、長いほうが取り回しが良くなりますので純正品よりはこのようなサードパーティを追加購入すうることをおすすめします。
Iphone用ライトニングケーブル
Android用USB-Cケーブル
緩衝材
ウーバーイーツの専用バッグは箱型になっていて仕切りが一つありますが、それだけだと配達中に揺れたりして漏れや破損の原因にも繋がります。
注文者側からのクレームにならないためにも緩衝材などで隙間を埋めるようにしましょう。
私のおすすめはサバイバルシートです。
保温機能もついていますし、汚れたら水洗いもできるのでコスパがいいです。
また、汁物を配達するときにネックピローの間に挟んで配達すると、汁物がこぼれてクレームになる確率が激減するという裏技も使われています。緩衝効果と保温効果もありますので、汁物の配達に対する安心感が向上しますね。
サポートセンターのカード
ウーバーイーツに登録をすると配達員向けのサポートセンターの連絡先が書いてあるカードがもらえます。
配達中に困ったこと、わからないことが出てきたらサポートセンターに連絡をして、解決したり指示を受けることができます。
お仕事をする時はサポートセンターのカードを携帯しておきましょう。
あると便利なもの
ヘルメット
残念ながら、先日配達パートナーの方が交通事故で亡くなるという事件も発生していますので、原付バイクはもちろん必須ですが、自転車で稼動する方も自転車用のヘルメットを付けるのをおすすめします。
交通事故の死亡原因は頭部への衝撃によるものが第一位となっていますので、装着することで致死率が下がります。
命を守るためにも安全性を高めることが大事ですね。
自転車保険
2020年4月よりほぼ全国区で自転車保険の加入が義務付けられています。
自転車保険は自分が怪我をした場合と、相手へ賠償するのが補償の対象となっています。
例えば、楽天の自転車保険やau損保の自動車保険などですと、安価で月に数百円で加入できますから、未加入の方はこれを機に加入してみてはいかがでしょうか?
楽天の保険は、楽天で買い物をするかのように保険に加入できますからめんどくさい資料請求や営業さんとのやり取りなどは一切不要なのがメリットです。
保証内容はどちらも似たりよったりで、Uber Eatsの仕事をするには必要十分ですが、auユーザならau損保が良いかもしれませんね。
ウエストポーチ
自分の財布や鍵などちょっとした物を入れるサブバッグにはウエストポーチがおすすめです。
配達リュックと相性がよく、両手が使えるので配達中の妨げになりません。
マスク
コロナウイルス対策としてマスク着用は一種のマナーとなりつつあります。
マスクは基本的に感染させないためとして使用されますが、受け渡しの際にマスクをつけていることで注文者に安心感を与えることができます。
飲み物
喉も乾くので500mlのペットボトル一本分は用意しておくといいでしょう。夏場は熱中症対策で経口補水液やスポーツドリンクなど、塩分も同時に補給できるのを用意しましょう。
おすすめは、通販でまとめ買いしておき、自宅で凍らせて配達バックの中に忍ばせておくことです。夏でも冷たい状態が維持できますし、コンビニで毎回買うよりも経済的なのがメリットです。
イヤホン
配達依頼の通知音は小さく聞き逃しやすいので、イヤホンを付けるのを推奨します。
私も使用していますがワイヤレスイヤホンがお勧めです。
音声ナビも聞き取りやすくなり、サポートセンターとの電話もスマホを持たずにできるので配達効率が上がります。
たとえば、こちらのソニーのイヤホンのようにバッテリーの持ちが長くて、ワイヤレスで、マイクも付いているイヤホンを購入するのがおすすめです。
SONY WI-C310 : Bluetooth/15時間再生/マイク付き
状況により用意すべきもの
レインウエア
雨の日や梅雨の時期には防水、撥水機能のあるレインウエアがあると便利です。
天気が不安定な時期にはいつでも着れるように、携帯しておくといいかもしれませんね。
例えばこちらのような上下セットで5000円もしないようなレインウエアでも良いのですが、雨の日は他のライバルが少なく、稼ぎどきではありますので本格的に雨でも快適に配達できるように目指すのであればゴアテックスの購入をおすすめします。
日焼け止め
紫外線の強い時期には日焼け止めは欠かせません。
塗り直す回数が少なくなるSPF値の高いものがおすすめです。
サングラス
これも紫外線から目を守るために必要な方は用意しておくといいでしょう。
私は眩しいのが苦手なので移動中は着用しています。なお、ピックアップ先や注文者へ受け渡す際はサングラスは外して対応したほうが印象が良くていいと思います。
着替え
夏場で汗を大量にかく場合はあるといいでしょう。
なお、ポリエステル素材よりも、綿素材のほうが汗が乾いたあとに汗臭さが目立ちにくいため、気にするのであればこちらのような綿のシャツをおすすめします。
現金のお釣り
現金払いを対応する場合は現金のお釣りも自分自身で用意します。
あらかじめ千円札、小銭もある程度用意しておくのがいいですが、足りなくなりそうな時はコンビニでジュースなどを買って細かいお釣りを作ったり、一万円札は平日であれば銀行の両替機で千円札に両替もできます。
コインホルダーがあると受け渡しがスムーズです。
はるカイロ
冬場の配達には欠かせません。
かさばらないので、いざとなったら使えるようにバッグに入れておくといいですね。
ネックカバー
首元をケアすることで体感温度の調整に効果的です。
冬は防寒生の高いものを、夏場は水につけると冷却効果があるものと使い分けましょう。
手袋
冬は手先が冷えるので運転中は防寒対策で手袋を着用しましょう。
防寒以外にもコロナウイルス対策で使い捨てのシリコン製やビニール製の手袋
手袋の着用も推奨されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ウーバーイーツ配達員に必要な、あると便利な持ち物のラインナップはこんな感じです。
季節や状況に応じて要る物、要らない物は変わりますが、【絶対に必要な物】に上げた持ち物一覧は、仕事の効率を良くするためにもしっかり用意しましょう。
あとはお仕事をしていくうちに「これがあるといいな」「今はこれは要らないな」などわかるようになってきます。
初期投資はある程度必要ですが、仕事のために購入した物は経費になるので、確定申告の際に経費計上をして節税という恩恵を受けましょう。
ぜひ、参考にしていただければ幸いです。
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